都道府県別犯罪発生率を見ると、大阪はワーストワンです。
件数だけならば一番ではないのですが、人口との関係を考えて1人当たりの件数を率で割り出すと圧倒的に多くなります。
件数だけならば東京の方が多いのですが、これには近隣の他県住民が都心や府内に出てきて犯した犯罪も数に入っていますから、純粋にその地域に住む人が犯した件数では、もしかすると大阪が上回ってしまうかもしれません。
そんな大阪でも自力で防げる犯罪はたくさんありますよね。
特に空き巣など家に侵入されるものは、鍵の付け替えや補助錠をつけることといった簡単な工夫でもかなり防げるそうです。
家に侵入される犯罪の中には居空きと呼ばれる、住民がいるときにこっそり忍び込んで物を盗んでいくというものもあるそうです。
そんな犯罪の最中に思いがけず犯人と出くわしてしまったら、こっそりから強盗に変わってしまわないとも限りません。
大切な財産と命を守るためにも、できる限り簡単には入れない家にしておくことが大切でしょう。
防犯を考える際には、まったく入れない堅牢な家を作るというより、カギを破るのに必要な時間を稼いで「ここは手間取るから見つかりやすい、やめよう」という気持ちにさせるのが決め手だと聞きました。
まずは普通のカギを増やしたり、補助錠などで補ったりすることが手っ取り早いですね。
できればカギの交換も検討するのが最善だと思います。
犯罪も進化しますが、カギもそれに伴って進化しています。
新しい錠前破りの方法ができるたびに、それを不可能にするカギが開発されているといった状態です。
ということは、最新のカギ(シリンダー)に交換すれば、より多くのタイプの犯罪に対処できるということでしょう。
あまりに古い形式の鍵だと、いくら複数のカギがついたドアでも現代の泥棒たちが使う手口ならばものの数秒で開いてしまう、ということもあり得ます。
私も自宅のカギが何年前につけたものかを考えてみて、少し怖くなってしまいました。
我が家もそろそろ交換しておくべき時期かもしれません。
カギの交換について考える
Posted by admin under 鍵の種類