狭い場所に閉じ込められるのが嫌だという方は、ドアのカギが古くなってしまう前にカギを交換するべきだと私は思います。
カギが壊れる時というのは予兆の様なものがあると思う方も多いかもしれませんが、私がトイレのドアのカギが壊れてトイレの中に閉じ込められてしまった時は、以前からドアのカギを閉める時に異音がしていたという事もなく、カギが硬くなっていたという事もまったくありませんでした。
しかし古いドアではありましたから、やはりカギが脆くなっていたのだと思います。
私がトイレに閉じ込められたのは日曜だったので、トイレに閉じ込められて学校に行けなかったという事はないのですが、せっかくの日曜が台無しになってしまって悲しくなった記憶があります。
トイレに入った時に勢いよく閉めたのがいけなかったのでしょうか、トイレのドアのカギをかけた記憶がないにも関わらずカギがかかっていて、間違ってカギをかけてしまったのかと思ってカギを開こうとしても、何故かピクリともせずにカギが開いてくれませんでした。
閉じ込められたと分かっていても諦めが悪い私はどうにかすれば開くはずだと思い、力尽くでドアを開けようとしたり必死になっていました。
しかし身体的に疲れてくる頃には精神的にも大分参ってきてしまい、これはもう家族が帰ってくるまで待つしかないと思ったのですが、運が悪い事に母親は友達と出かけており、両親は出張中だったのです。
母親が何時に帰ってくるかも分からず待つのはとても不安でした。
結局母親が帰ってきたのは夕方前の事で、その頃には私もお腹が空いて疲れ切っていました。
その様子を感じ取った母親は急いで大阪の中でも有名なカギ屋さんに電話をして、カギ交換を頼んでくれたのですが、その時に嬉しかったのが母親がずっとトイレのドアの前で、私を励ましながらカギ屋さん待っていてくれたことでした。
素早く駆けつけてくれただけでなく、私を励ましながらカギを交換してくれたカギ屋さんにも感謝しています。
カギというのはいつ壊れるか分からないという事を思い知らされた経験でした。
私を励ましながらカギ交換をしてくれた事に感謝
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