昔から記憶力は良くて、忘れ物も少ないタイプでした。
仕事でも記憶力が良いと頼りにされ、それが私の自慢でした。
しかし、社会人になって、酒席に参加しだすとなんだかんだと忘れ物が増えました。
タバコやライター程度なら、笑って済ませられます。
しかし、笑えない忘れ物・・・というか紛失物、家のカギです。
カギをなくしてしまうと、泥棒に入られるかもしれず、安心して暮らせません。
しかも、当時は子供たちも幼く、かなり不安になりました。
大阪勤務時代、まだ若かったので、酒席後はタクシーでの午前帰宅でした。
当然、幼い我が子たち、妻は熟睡中で、マンションのドア前。
ポケットをゴソゴソ、何もない。
内ポケットにも、指先に感覚はありません。
焦って、カバンの中を探すとカギがありました。
ただ、その鍵は自動車のカギでした。
その時初めて、カギを失くした事実に気づき、震えながら、自動車で一晩過ごしました。
幸い土日だったこともあり、8時ごろに目覚め、ドアノブを廻すと開きました。
妻にカギのことは言えば、きっとカギ交換と騒ぎ出すことは間違いなく、管理組合に報告して、指定のカギ交換となるので、正直面倒くさいと思えました。
仕方なしに、黙ってカギさがし開始。
紛失発生多発の3か所を調べました。
1.ポケットやかばんの中2.ソファやベッドのクッションの隙間など3.玄関ドア1と2は昨夜・・・今朝方の件でまずないと分かりました。
となると、3だけが残りましたが、玄関ドアに戻ると何もありません。
もうカギ交換は仕方ないと諦め、妻に報告すると、一言。
「もう取ったけど、気をつけて」昨夜、泥酔して家にたどり着き、カギを刺したまでは善かったのですが、刺したことを忘れ、ポケットやカバンを探していたそうです。
ちなみに、カギは妻でなく、マンションの前の住人の方が気づき、妻に届けてくれたそうです。
カギを失くせば、交換しなければなりませんが、一度、カギを徹底的に探してみて下さい。
きっと、「えっ、こんな場所で?」という場所で見つかることもありますよ。
カギを失くせば即交換?その前に探してみよう!
Posted by admin under 鍵を交換する