私がカギ屋さんにお世話になったのは、物置のドアのカギが壊れてしまった時の事でした。
しかし。
その物置の中には大した物は入っていないと思っていたので、物置のドアのカギが壊れてしまったと気付いてからも暫く放置してしまっていました。
物置のドアのカギが壊れてしまったのは春の事で、久しぶりに庭の木を植え替えよう思って物置からスコップを取り出し、木を植え替えてからスコップを物置に仕舞った後の事でした。
物置のドアのカギを閉めようと思った時に、カギが上手く回らなかったので力を入れてカギを回そうとしたところ、何かが壊れる様な音がすると同時にカギが壊れてしまったのです。
しかし、その時は物置に暫く用は無いだろうとカギの交換を頼むことなく放置してしまいました。
そのまま時間が経つにつれて物置のカギが壊れてしまった事も忘れてしまい、いざ物置が必要になった時に急いでカギの交換を頼む事になってしまったのは反省しています。
物置のカギが必要になった時というのは娘の結婚式の時で、娘が結婚記念に写真撮影をする事になったのですが、その時に思い出の品が必要になるとの事でした。
その思い出の品というのは小さい頃に使っていたサッカーボールの事で、女子サッカークラブに所属していた娘の大事な思い出の品です。
娘が結婚する事になる相手の男性がサッカー選手だということで、結婚式で一緒に思い出のサッカーボールを持った記念写真が撮影したいというのです。
その頼み事を娘から聞かされて、ようやく物置のカギが壊れていた事を思い出しました。
娘の結婚式の日程まで時間も無かったので急いでカギ屋さんを呼ぶ事にして、大阪にあるカギ屋さんの中でも特に自宅に近いお店を選んだところ、距離も近い御陰か直ぐに駆けつけてもらえて、何日も待たされるのではないかという不安も吹き飛びました。
お陰様で娘の結婚式にも余裕で間に合い、思い出の記念撮影も良い写真が撮れたのでとても満足しています。