トイレのドアのカギを交換してもらった時の安堵感
Posted by admin under 鍵を交換する
一度ドアのカギが壊れる恐怖を味わったら、少し古いドアがあるだけでカギをかける事すら怖くなってしまいます。
私は五年ほど前にトイレのドアのカギが壊れてしまい、このまま丸一日はトイレに閉じ込められてしまうのではないかと恐怖した経験があります。
私がトイレのドアのカギが壊れて閉じ込められてしまったのは中学生の時の事でした。
家族が家の中に居るのであればトイレの中に閉じ込められても、直ぐにカギ屋さんを呼んでカギの交換をしてもらえば良いのですが、私の家庭は両親が共働きであり、私が学校に行く時間には既に両親も出掛けており、不幸な事に両親が出掛けた後にトイレのドアのカギが壊れてしまったのです。
このまま外に出られなかったら学校にも間に合わないと思い、トイレのドアノブを何度も回したり、引っ張ったり押したりを繰り返しても開く事はなく、これはもう両親が帰ってくるまで待つしかないのだろうと半分諦めていました。
幸いな事に我が家は洋式トイレなので、タンクに流れていく水を飲めば喉が渇く事もありませんし、トイレに行きたくなったらその場で出せば良いと前向きに考える事にしたのです。
しかし両親が帰ってくる時間帯を考えると少し不安な気持ちにさせられました。
もし今日は両親とも帰ってくる時間が遅くなってしまう日だった場合、遅い時間になってもカギの交換に来てくれるカギ屋さんが大阪にあるのかという事です。
もし夜中に来てくれるカギ屋さんが大阪になかった場合、夜中の間ずっとトイレの中で過ごす事になるのではないかと思うと憂鬱な気持ちになりました。
それでも死ぬ訳ではないのだから大丈夫だと自分に言い聞かせて、ひたすら楽しい事を思い出しながら何時間も待ち続けていたのです。
すると幸いな事に母親がいつもより早く帰ってきてくれて、急いで近所のカギ屋さんを呼んでくれた為に夜中をトイレの中で過ごさずに済みました。
まだ私は運が良かった方だと思いますから、トイレのドアのカギが古くなっている家に住んでいる方は直ぐにでもカギの交換を考える事をおすすめします。