そのカギ交換してください
Posted by admin under 鍵を交換する
大阪というと、都会のイメージを持って、関東で育ちました。
大阪人と結婚して数年、大阪に住む事になりました。
イメージ通りの大阪ではありましたが、実際に住む大阪は府内はおろか、世間的にも相当田舎に分類されるような土地でした。
当初は知人1人いないこの場所で、不安でいっぱいでしたが、幸い良い友達にも恵まれ、楽しく子育てできる環境になってきました。
が。
初めての子育て開始を、東京の23区内でも都心に分類される土地で開始した私。
感覚が違うお母さんたちに、啞然呆然の出来事もちらほら。
今までは初めての子育てママ友がほとんどでしたが、こちらではもう2人3人育てているお母さんが多いのです。
そのせいか、下の子になるに従って、どんどん色々な事がおおらか…おおざっぱになってきているのでしょう。
とりわけ、セキュリティ面での楽天ぶりに、驚嘆させられます。
先日、こんなことがありました。
幼稚園のお迎えに来ていたママ友。
いつも連れている下の子を、その日は連れていませんでした。
聞けばうまい具合にお昼寝してくれたので、置いてきた、との事。
私としては、その時点でもびっくりなのですが、ここのお母さん方は、結構これを余裕でやります。
そして、帰り道、そのママ友の家への曲がり角に差し掛かって、びっくり仰天!下の子が何と家の前の道路に出て、1人で泣いているではありませんか!家の前とはいえ公道です。
第一発見者だった私は、慌てふためいてその子のもとへ駆けつけ、抱っこしました。
後ろの方に向かって、その子が出てきている事を叫んだように思います。
誰か、早くこの子のママに伝えて、という思いです。
ところがです。
そのお母さんは、悠々と現れたかと思うと、こんな事を言いました。
「この子、カギ開けちゃうんだよね」愕然です。
開けられるカギをロックして、何か意味があるのでしょうか。
交通事故や誘拐事件、泥棒などの心配はないのでしょうか。
事件や事故になった時の責任について、考えているのでしょうか。
そういう感覚はあなたの勝手ですが、周りの人が心配します。
少なくとも、私は2度と小さな子が車が通るような道で1人立っている状況を見たくありません。
立派なダブルロックにしろとは言いません。
だから、お宅のそのカギ、交換してください。